ものがたり

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惑星(ほし)をすくうねこ

夜空にはたくさんの星が浮かんでる星があるから空を見上げたのか空を見上げたから星があるのかほんとのところはわからないぼーっと空を眺めていると変なねこが空で惑星(ほし)をすくってた何あれ?ありえなくない?でもおかまいなしに星をすくうねこをみてる...
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【小説】天才作家『星川流星』の手記

大庭大輝(30)彼は東京で刑事をしている。仕事と家を往復する毎日で休日も特に趣味はなく、染み付いた癖のように仕事のことをぼんやり考えていた。特に不満もないが何かに打ち込みたくなるような情熱を感じることもない。ただ社会の歯車としてそつなく人生...
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永遠

咲きかけの桜が好き⁡⁡⁡⁡満開への⁡⁡⁡⁡希望に満ち溢れているから⁡⁡⁡⁡満開の桜を見ると⁡⁡⁡⁡嬉しいと同時に切ない⁡⁡⁡⁡それは散りゆく運命にあるから⁡⁡⁡⁡そんな心の動きを⁡⁡⁡⁡何度見つめてきたことだろう⁡⁡⁡⁡⁡人は咲き誇ることを...
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『ぽぽぽ村』

ぱるるはある村に生まれたその村でぱるるは『のろま』と呼ばれていた何をするにもマイペースだったからだ村人たちは言った『そんなにのろのろしてたら仕事が進まない!もっとテキパキ動きなさい!』ぱるるは迷惑をかけたくなくてがんばって周りと同じように動...
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『その日暮らしのヒグラシさん』

⁡⁡ぼくは⁡⁡⁡⁡ヒグラシの鳴き声が好きだ⁡⁡⁡⁡聴こうとしなくても⁡⁡⁡⁡心にすーっと⁡⁡⁡⁡⁡染み込んでくる⁡⁡⁡⁡⁡⁡ヒグラシさんは⁡⁡⁡⁡⁡明日のことなど考えない⁡⁡⁡⁡⁡昨日のことも⁡⁡⁡⁡⁡もうすでに忘れている⁡⁡⁡⁡⁡ただただ...
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『しあわせを探す少年』

⁡少年は探していた⁡⁡⁡⁡しあわせになるための"何か"を⁡⁡⁡⁡⁡野を越え⁡⁡⁡⁡山を越え⁡⁡⁡⁡少年は歩き続けた⁡⁡⁡⁡⁡ふと少年は見たこともない高い塔を見つけた⁡⁡⁡⁡⁡それは雲の上まで続いているようでその先に何があるのか全く見当がつか...